Yu Gothic UIの改善が進んでるっぽい件について

まあ、レンダリングエンジンがマシになったのか、Yu Gothic UIに改良が加えられたのかは分からんけど。

比較してみる

上からWin10初期版(ワードパッド)、Win10 CA後(ワードパッド)、Win10 CA後(Word2016)

童とか畳とかは、単にレンダリングエンジンの改良だけじゃあなさそうな気配がプンプンする。字がつぶれるのは文字サイズ的に仕方ないのだけれど、線が潰れて不自然に濃くレンダリングされたりしなくなったのは良い。メイリオは字のバランス1を崩してでも96dpiでの可読性を重視していた印象があるけれど、游ゴシックはその辺に妥協が無い代わりに少し可読性を犠牲にしてるって感じか。まあ今の時代96dpi以上の端末も増えてきているから、この方が総合的には正解の方針なのかも。実際120dpiのラップトップじゃあ9ptでも何の問題もないし。

ところで三段目はWord2016のレンダリング結果なのだけれど、どうやらグレースケールのようで、ClearTypeのサブピクセル利用レンダリングが効いていないっぽい?基本的なレンダリング結果は全く同じみたいだからエンジンは同じ2だと思うけれど、印刷物前提のソフトだからグレースケールにしてるんだろうか?ちなみにWord Mobileもレンダリング結果は同じだった。エクスプローラーはワードパッドと同じ結果だった。(サブピクセルが効いていた。)

ちなみにグレースケールでどの辺が違うのかといえば、Yu Gothic UIの「u」と「U」の縦線を見てもらえれば分かり易いと思う。サブピクセルを使った方がシャープに見える。漢字じゃあ中々その威力を発揮する機会が少ないけど…。

Yu Gothic UIと游ゴシック Medium

Yu Gothic UIが游ゴシックファミリーからの派生なのはわかっていたけれど、どうやらこの二者の漢字のグリフは全く同じっぽい。違うのは平仮名と片仮名だけ。つまりYu Gothic UIは游ゴシック Mediumからの派生だったってことだな。漢字は等幅で仕方ないとして、平仮名・片仮名を少し縦長にして文字間を詰める。これでUIでの表示情報量を増やしているということなんだと思う。修正も最低限で済むし。

それにしても少し縦長すぎなんじゃあないのって思うけど、これはたぶんMS UI Gothicに合わせているから。Meiryo UIも同じ。MS UI Gothic想定で作られたアプリも問題なく表示出来るようにっていう意図なんだろうけれど、その割には未だにあちこちにMS UI Gothicが残ってて、なんだかチグハグな印象を受ける。いっそMS UI GothicはMeiryo UIにでも投げて、もうちょい幅広のグリフでUIフォント作り直した方が良いんじゃないのって思うんだけれど、まあそんなこと言っても仕方ないか。

游明朝 Mediumも欲しい

字游工房のページを見ると、游書体にはLight・Regular・Medium・Demiboldなど、太さに種類がある。で、Windowsだと游ゴシックはLight・Regular・Medium、游明朝はLight・Regular・Demiboldが使える。

先に述べたように、Yu Gothic UIは游ゴシックMediumベース。つまりRegularはそれより細いわけで、10 pt前後の文字サイズで表示・印刷する場合には少し細すぎる印象を受ける。そういうわけだから、他のフォントと併せる場合はMediumの方が馴染みやすい。

ところが、游明朝は何故だかMediumに相当する部分が無く、いきなりDemiboldに飛んでしまっている。これWordで文書を作るとき結構困る部分で、Regularだと細い、Demiboldだと太いという状況に陥ってしまう。游明朝単体だとまだマシだが、Cambriaとかと混ぜるとそりゃ酷い。游明朝 Regularの中にCambriaを混ぜると英文が浮くし、游明朝 Demiboldの中にCambriaを混ぜると今度は英文が埋もれて見えづらくなる。ついでに本文に使うには太いので非常に五月蠅い字面になる。

そういうわけで、游明朝 Mediumがあると最高だと思うから、MSさんなんとかしてください。Macには含まれてるらしいし、なんとかなりませんかね?

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