3:2最強説R

書籍が白銀比だけってのはあまりにも雑だったのでその補足。

色々コンテンツの想定が足りていなかった

電子書籍利用、なんて言っても実際のところリフロー型でないとすればそれはマンガなわけで、そうなると案外と白銀比以外が多い。

https://ja.wikipedia.org/wiki/B40

要するに、A6とB6との中間があるわけだ。マンガでは講談社・集英社・小学館あたりが白銀比よりも少し縦長のサイズを使っているらしい。しかもこいつらは中小の出版社じゃなくて最王手。ムシするわけにはいかん。実際、電子書籍として持ってる「ToLOVEる ダークネス カラー版」とか「だがしかし」とかの画面比を見てみたけれど、確かに白銀比よりも縦長だった。ちなみに角川・方文社・一迅社・秋田書店あたりは全部白銀比だった。スクエニは白銀比が多いようなんだけれど、藍蘭島は集英社とかと似たサイズだった。あ、ちなみに持ってるやつしか見られていないので一応…。

ちなみに電子書籍だけじゃなく、実際の所動画も問題。スクエアとワイドだけってのは最も一般的な部分での話であって、例えば映画の場合はその限りではない。ビスタサイズやスコープサイズだともっと横長なんだから、スクエアに近い画面はより不利になるはずなのだ。

そんなわけで今回はその辺も考慮に入れて検討してみた。

書籍利用時

幸い、講談社・集英社・小学館のサイズは縦横比がそんなに変わらない。なので単頁で1.57 : 1、見開きで1.275 : 1のコンテンツとして計算した。白銀比は見開きにしても縦横比が変わらないのでそのまま1.41 : 1で計算した。

白銀比(1.41/1) 漫画見開(1.275/1) 漫画単頁(1.57/1)
利用率 利用率 利用率
4 : 3 4 2.83 0.943 3.81 3 0.953 4 2.55 0.849
16 : 9 12.73 9 0.795 11.43 9 0.714 14.13 9 0.883
16 : 10 14.14 10 0.884 12.70 10 0.794 15.70 10 0.981
3 : 2 2.83 2 0.943 2.54 2 0.847 3 1.91 0.955

ここでの16:9スクリーンの糞っぷりはもうどうしようもない。糞すぎる。利用率が低いことに寄る糞事例として、T300CHIの例がある。あれは12.5インチ16:9スクリーンなのだが、書籍表示時にはなんと12.3インチ3:2スクリーン(要するにSurface Pro4)に物理サイズで負けてしまうのだ。

意外なのは、漫画単頁利用のとき4:3スクリーンが利用率最低であるということ。確かに縦長にはなるけれど、最下位に転落するほどのこととは思わなかった。まあ、1.57:1って殆ど16:10だもんなあ。

単頁利用を考慮しないならばやっぱり4:3スクリーンが最強。けど単頁利用も考慮するなら3:2スクリーンと差は無い1

動画利用時

スクエア(4/3) ワイド(16/9) ビスタ(1.85/1) スコープ(2.35/1)
利率 利率 利率 利率
4 : 3 4 3 1.000 4 2.25 0.750 4 2.16 0.721 4 1.70 0.567
16 : 9 12 9 0.750 16 9 1.000 16 8.65 0.961 16 6.81 0.757
16 :10 13.33 10 0.833 16 9 0.900 16 8.65 0.865 16 6.81 0.681
3 : 2 2.67 2 0.889 3 1.69 0.844 3 1.62 0.811 3 1.28 0.638

16:9や4:3はそもそもコンテンツと同比のスクリーンなのでピーキーなのは当たり前。カラースケールとかで表現していないから他二つがわかりにくいけど…。

まあここで光るのは16:10スクリーンの優秀さ。ワイド側に寄るコンテンツが多いから当たり前だけど…。とはいえ3:2もかなり善戦しているのが分かってもらえると思う。

んで結局どれが良いのか

利用率だけ見れば、16:10は動画寄り、3:2は書籍寄り、といった感じ。ただ、実際の製品として考えると、16:10スクリーンは基本的に10.1型のWUXGAのみ。11.6型とかになると16:9になってしまう。

一方3:2スクリーンは10.8型と、そもそも少し大型2。もう少し上を見れば、Surface pro 4が12.3型、ASUSの Transformer 3 proが12.6型。つまり物理的に表示出来るサイズという点で、3:2スクリーンの方が有利。なのでやっぱり3:2が良いと思う。望むならより高解像度もラインナップにあるし。

Atom終息のせいでSurface 3の後継が危ういけど、10.8型って凄く絶妙なサイズだと思うから、個人的にはこれからも新しい製品が出て欲しい…。出てくれないと俺が困る…。

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