なんとかV9702を使えるようにしたい

クソだと評判のVITRO Virgo V9702をなんとか使えるようにするためにGWを生け贄に捧げて色々やった記録。

ストレージ関連改善

V9702のクソ評価の一因がNAND1の遅さ。A1 SD Benchで計った結果だけれど、

  • NAND:Read 10.77 MB/s Write 3.28 MB/s
  • SD:Read 18.41 MB/s Write7.82 MB/s

といった感じ。リードに関しては何故か逆転することもあったのだけれど、とにかくNANDのWriteの遅さは毎度同じで、正直吐き気のするレベル。どーにかしてこの内部ストレージを使わせないようにしたい。

外部SDが全く活用できていない件

こういう場合アプリをSDに移動すれば良いのだけれど、V9702の場合それではダメ。というのも、ご丁寧にNANDをパーティション分けして仮想のSDをマウントしてくれているので、内部に保存しようがSDに移動しようが、結局は同じNANDの上にデータがあることになる。なんじゃそりゃ。

更に問題があって、例えばebiReaderのように保存先をSDに指定できるようなものでも、何故かプライマリのSD2しか指定できなかったりする。つまり電子書籍の保存領域は外部SDを挿しても増えることは無く、NAND上のSD用パーティション(4.88GB)だけということになる。これではすぐに電子書籍で容量が埋まってしまう。

つまり、速度の問題と容量の問題を同時に抱えているという、超絶クソマシンというわけ。情けない。

マウント順序の変更

どうしてもNAND上の仮想SDを使ってしまう問題に関しては、マウント順を変更して外部SDをプライマリのSDとして認識させてしまえば良い。幸い、V9702は初めからrootの取れているマシンなのでこれは簡単。

  1. /etc/vold.fstabをES File Explorerとかで開く
  2. sdcardとextsdの行の<sysfs_path>の部分をそっくりそのまま入れ替える
  3. 保存してリブート

これだけ。保存の際はSDを抜いておかないと失敗するっぽいので注意。これでsdcardが外部SDに、extsdがNAND上の仮想SDに変更され、色々なアプリが外部SDを利用できるようになる。

アプリをすべてSDに移動する

AndroidのApp2SDとか、Link2SDとかでは不十分なのでApps2SDというアプリを利用する。何が不十分なのかというと、前者はアプリのすべてを移動できるわけでは無く、部分的に移動するだけだから3。容量的な意味ではそれでも意味があるのだけれど、今回の主な目的は速度。おっそいNANDにデータが残るようじゃ意味が無い。

外部SDの後ろの方に、ext2でフォーマットしたアプリ移動用パーティションを作成する。前の方は通常通りSDとして利用するのでFAT32のままで。これでApps2SDを使って後ろのパーティションを利用できる。後は電子書籍関連のアプリを徹底的にext2パーティションへリンクしていけばおk。

外部SDのFAT32パーティションが利用不可になった件

外部SDは64GBのものを用いていて、Apps2SDを利用するために32GBをFat32で、残りをext2でフォーマットしている。これを挿すとAndroidからは32GBのSDに見えるはずなのだけれど、どうにもそうなってなくて、容量が0になってしまっている。どうやらマウント時にパーティションの選択をミスっているらしい。

解決策はvold.fstabで、パーティションの選択をautoから1に変更すること。一応、autoだと一番はじめのパーティションが自動的に選択されることになっているのだけれど、どうも上手くいっていないので、手動で指定したら解決した。

アプリの整理

とりあえずいらねーアプリを整理。なんつっても電子書籍しか使い道が無いし、というかそれくらいしかマトモに動作してくれる使い道が無い4し。

  • 4K Video Player
  • GMail
  • Gallery
  • 電卓
  • 音楽
  • 音声検索
  • 音声レコーダー
  • カレンダー
  • メール
  • マップ
  • ファイルマネージャ

などなど。とにかく電子書籍に関係のないものは徹底的に排除。

iPhone用シャッターボタンの活用

何を隠そうこいつUSBはホスト出来ないしBluetoothは使えないしで、拡張が効かない。そこで最後の手段としてiPhone用の自撮りシャッターボタン(ダイソーのもの)を活用したい。具体的にはページめくりのためボリューム下げのキーに充てたい。

Keylayout直編集の場合

\system/usr/keylayout下のklファイルを直編集して対処する。

  1. \system\usr\keylayout\Generic.klを開く
  2. key 226のHEADSETHOOKをVOLUME_DOWNに変更
  3. 適当な場所に保存(上書き不可のため)
  4. ES File Explorerを使って先に保存したものをオリジナルの場所に移動

本当はマシンによってはGeneric.klとは限らないのだけれど、V9702はお粗末なマシンなのでヘッドセット用のklファイルなんぞ存在せず、Generic.klが使える。

これで電子書籍ビューアでシャッターボタンを活用したページ送りが出来るようになった。

Xposed利用の場合

Xposed Additionってのがボタンのリマップに対応しているらしい。そんなわけでこちらでも試してみたところ上手くいったのでXposedを使えるならこっちの方が良いかも。

さらにこっちの場合は長押しにも対応しているので、長押しをVOLUME_UPに充てるとボタン一つでどちらの操作もできるようになる。すばらC。

本当はPro版があればダブルクリックとかにも対応してるらしいんだけれど、V9702に金を掛けるつもりはさらさらないのでこれで満足。

ebiReaderの調整

何故だか不明なのだけれど、モノクロの漫画を読むとき白い部分がすこし黄色がかったような色になってしまう。たぶん、Android側の問題なんだろうけども、ちょっとこれの対処は難しい。

そこで、ebiReader側の設定でソフトウェアによるフィルタ処理を有効にする。これで白部分の黄ばみは直る。パフォーマンスもまあとりあえず問題無いように見える。

immersiveモードもどきを追加

full!screenというアプリを利用。下のバーを隠してimmersiveモードっぽい使い方が出来る。

これも実は金を払えば指定アプリの起動と同時にフルスクリーンに切り替え出来たりするのだけれど、金は払う気が無いので我慢。

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