游明朝に合わせる欧文フォント

レポート書いてて困ったのでメモ

企画動機

最近はUnicodeが当たり前なので特に日本語・欧文フォント間でその切り替えを気にすることは無いだろう、なーんて思っていたのだけれど、それはあくまでUI用フォントのお話。つまり、Segoe UIやメイリオ、Yu Gothic UIやなんかはSystem Linkで良い感じにフォント間のバランスも取ってくれるんだけれど、そうじゃないフォント群はそういうわけにはいかない。これが厄介。

例えばWordでは日本語フォントと、欧文用フォントが別々に設定出来るんだけれど、今まで私は全部日本語用フォントだけを使っていた。何故かというと、日本語・欧文間でフォントのバランスが崩れ得ないから。違うフォントを組み合わせるということは、そもそも違うデザインのものを組み合わせることになるので、どうしても幾分か違和感が出ることが多いので、それを避けたかったわけだ。

で、そのまま問題が発生しなかったらこんな記事書かないわけで。困ったのはギリシャ文字のフォント。あろうことか游明朝でギリシャ文字を入力すると全角になってしまう。しかも最初から斜体。科学系の論文を書くときやなんかは、斜体を用いる場面が慣習的に決められているので、勝手に斜体になってもらっては困る。ついでに半角の欧文の中に全角のギリシャ文字が混ざるのは非常にまずい。

そんなわけで、今更ながら游明朝に何を合わせればいいのか検討してみる。

結論

先に言っちゃう。Cambriaが正解。こいつも見た目的な意味で完璧ではない1けれど、他より遙かにマシというのは以下の比較で分かってもらえると思う。

CambriaはC~系の名前からお察しだけれど、Cleartypeに最適化されたディスプレイ用フォントであり、かつ数学系の特殊文字に対応したCambria Mathも提供されているから、レポートとか書くには最高のフォントなのよね。

文字比較

現状レンダリングはOffice2016が一番綺麗なのでそれを利用。ワードパッドは何故か知らんけどアンチエイリアスとか効いて無くてアレな感じだった。←たぶんDirect Writeが効いていないからかな。近頃はUIもWord中も同じようなレンダリング結果になった模様。ただしWord中に限れば、印刷物前提のためか知らんけど、グレースケールでレンダリングされている。(それ以外はCleartypeが効くのでサブピクセルも利用される)

ラテン文字

とにかくこいつが一番使うので、出来るだけ游明朝のものと似ているものを選定。

ratin

文字幅的にはCambriaがベストだけれど、見てもらえば分かる通りちょっと太め。まあそれを勘案してもCambriaが一番字面が似てるし、なにより見た目がモダンで游書体に合う。

ギリシャ文字

greek

游明朝が全角で斜体なのは見たとおりなので、残り三つの比較。Centuryは少し角張ってて良くない。何が良くないかって、わざわざギリシャ文字を使うのはラテン文字と区別したいからなので、このνやκやχは見間違いそうでNG。

ちなみにCambriaだけαが大文字なのはただのミス。すまんな。

数字

演算系は左から、正符号、負符号、ハイフン。number

ポイントはなんといっても正と負。游明朝は正符号が下に寄りすぎ、CenturyとTimes New Romanは何故か負符号が下に寄り気味。しっかりしてるのはCambriaだけ。

これを見てもハイフンが負符号として実用に足らないのはよく分かる。入力面倒だけどしゃーない。

游ゴシックは…

Segoe UI Lightあたりがモダンで太さも合うと思う。Arialはちょいと古くさい。TahomaやVerdanaもアリだけれど、通常の游ゴシックに比べるとちょっと太い。游ゴシック Mediumだと丁度良いくらい。逆に言えば、游ゴシック Mediumを使うならSegoe UIでおkということ。

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